(1) 昨年9月からホームページの記事を書き貯めてきましたが、ページ数が増え、内容も多岐にわたり、しかも、ナビゲーターが不十分であるために、どこに何が書かれているのか探しにくくなっています。そこで、トップページの上部に「キーワード検索」への入口を作りましたので、ご利用下さい。今後、索引をさらに充実させていく予定です。
(2)連載をしている「害虫防除の常識」で、「有害生物(害虫)管理にあたって守るべき事柄」を書いていますが、その中で、今回は、農薬取締法の省令を下敷きに、若干付け加えて、農家が農薬を安全に使用するための情報を掲載しました。また、「水質汚濁性農薬」と「販売禁止農薬」の表を掲載しました。
次回は、食品衛生法関係の記事を書く予定です。
(3) 6月から8月にかけて、暑い日中にトンボ観察に熱を上げていました。不思議と、トンボの撮影と採集をしていると暑さも疲れも忘れました。ホームページに8種類を新たに追加しました。5カ所のため池でトンボの種数を調査していますが、現在までに多い所で22種を数えています。更新情報でトンボの写真の差し替え、削除がありましたように、近似種の判別はなかなか難しく、今後、同定法の記事も載せていきたいと考えています。
(4)「本の紹介」では、小松光一(1999)の「エコミュージアム 21世紀の地域おこし」を取り上げました。現在、多くの地域で「地域おこし」のために、行政や住民が頑張っています。筆者は、7月に岐阜県高山市の「飛騨民俗村」や「古い町並」などを見てきましたが、地域の歴史遺産、文化遺産、地場産品などがよく展示されていました。「エコミュージアム」につながるようなものも多く、そうした中で、フランスが発祥の「エコミュージアム」の思想が日本でどのように活かせるのか、本書を読んで考えてみませんか?